朝顔の意味

「どこかの星に咲いてる一輪の花を愛していたら、夜空を見あげるのは、心のなごむことだよ。星という星ぜんぶに、花が咲いてるように見える。」 「星の王子さま」から(作者:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 河野万里子 訳)新...

個性ということ

共感は嬉しい。どうやらこの感情は地球上の常識であるようだ。例えば、日本人写真家がアフリカの裸族に混じって裸になると熱烈な歓迎を受けたらしい。 自分と同じ、それは喜ばしいものだろう。 対極にあるものが”みんなと違う”という...

人が良いということ

「人は悪いよりも良い方がいい」 僕の尊敬する方の言葉だ。一般に”人が良い”といえば馬鹿正直と言われたり、損をするような印象がある。”人が良い”とされる条件は他者を信じ、正直で、純真であることだ。だが、この純真さは脆い。悪...

嫉妬の本質

嫉妬とは難しい言葉だと思う。単純なやきもちだろうか。主に男女の間において使われる気がする。だが、僕はこの言葉が単純な男女間のやきもちではなく、あらゆる人間関係の中に潜んでじっとこっちを見ている気がする。 ひとまず、僕の手...

時代を変えるには

よく考えると、”時代を変える”という言葉は詩的である(時代という言葉がそもそも詩的だという指摘もあるかもしれないが)。この文節を文法によって解釈すると、とある年代や時期を変えるということは室町時代に鎌倉時代を持ってくるよ...

善意の悪意

これはよくあるような”余計なお世話”とかそういった話ではない。良かれと思ってしたことが悪い事だったとかの話ではない。言い換えるのであれば、”善の気持ちが悪の気持ちだった”ということである。 極端に大げさに言えば、善意の人...