今年の夏は初盆である。
初めて昔からあるらしい墓参りに行った。そして家族旅行として有馬温泉に行った。
もうなんだか全部疲れてどこか知らない場所に行って星を見たいと思って沖縄に行って星を見た。
一つ一つ何か考えたり思ったことがあるはずなのにもう思い出せないことが多い。
夏の最後の日に、友達がフィリピンへフィールドワークに行くと言うので送りに大阪へ行った、まあ遊んだだけなんだけど、その帰り。
何か忘れているなと思ったら祖母の命日だった。慌てて母と祖母の故郷に行き、最近できたという道の駅と土産物屋で村雨を買って母に送った。
母に電話すると、道の駅なんかあるんかなどと言って、最後にお父さんも村雨は好きやったからお供えしとくわって言っていた。
その電話口の母の声が、いつかの思い出になると感じた。
そんな夏の終わり。